この度、2020年12月1日に院長が矢島床子より矢島藍に交代致しましたことを
ご報告致します。
院長交代後は、名誉院長 矢島床子、院長 矢島藍、副院長 吉田樹里とし、
地域の母子のため、女性を大切に寄り添うケアを提供できるよう、
スタッフと共に一丸となっていきたいと思います。
今後とも、皆さまのご理解とご協力を賜りますようお願い致します。
退任のご挨拶
この度、11月30日をもちまして、一般社団法人矢島助産院の院長を
退任致しました。
国分寺市で開業して34年、5600人のお子さんのご出産のお手伝いをさせていただきました。
沢山の方のお顔が思い出されます。
三森師匠との出逢いから、助産院に導かれ、娘を自宅出産し、
そこから私の開業助産師としての人生がスタートしました。42歳でした。
沢山の方に支えられ、ここまで続けることが出来ました。
皆さまに心より感謝申し上げます。
75歳になり、日々体力の低下など老化を感じています。
助産院という場所をこの場所を残して行って欲しい、
女性を支え続けたいという思いで、これからも腰をさすらせていただいたり、
たまに助産院に顔をださせてもらったりしながら、
少しペースを落として生涯現役でいたいと思います。
助産院は、娘の矢島藍をはじめ、スタッフがこれまでと変わらず皆さまを
お待ちしております。
今後とも、変わらぬご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
矢島床子
就任のご挨拶
この度、12月1日をもちまして、一般社団法人矢島助産院の院長に
就任致しました。
母 床子が高齢になり、体力的にこれまで通り助産院のお仕事に就くことが
厳しくなったため、このように交代という形をとることとなりました。
私はもとより微力ではありますが、助産院という場所を必要としてくださる方が
いらっしゃる限り、この場所が一日でも長く在り続け、お1人でも多くの方へ
ケアが提供できるよう、先輩スタッフや仲間たちと共に精進していきたいと思います。
日本の助産院での出生は、10年ほど前までは2%でしたが、現在は0.6%を下回っている状態です。
生活やニーズが変わっても、どの場所でも、どのようなお産のスタイルでも、
女性たちが守られ、自分が納得し満足のいくお産を経験して欲しいと願っております。
女性たちが自分のお産を考える時、選択肢に助産院という場所が挙がる時代に
なって欲しいと思います。
そして、母がこれまで仲間たちと共に築いた34年は、
どのような形であっても繋いでいきたいと思っています。
矢島で大切にしている「寄り添うこと・否定しないこと・総てを受け入れること」を徹底し、
「女性を支えるため」を第一に考え、仲間たちで団結し今日が在ると感じております。
地域で子育て中の方の居場所や集える場所の必要性が今後さらに高くなると考えられます。
助産院とファミリーサロンの今後の展開を考え、
この場所が在り続けられるよう、今後も努力していきたいと思います。
新型コロナウイルス禍で落ち着かない日々が続きます。
寄り添うことを大切にしてきた私たちの関わりも、密を避けながらも
心は寄り添えるよう、試行錯誤しながら今の最善を検討していきたいと思います。
今後ともご指導ご鞭撻の程、どうぞ宜しくお願い致します。
矢島藍