私は1人目を大きな病院で出産したのですが、初産という事もあり赤ちゃんを普通の病院で産むことはとても当たり前のこと思っていました。
しかし、いざお産が始まると薄いカーテンで仕切られた狭い部屋で何時間も一人で陣痛に耐えなければならず、いつ終りが来るか分からない痛みと不安の中で本当に泣きだしてしまいそうでした。
分娩の時もいきみかたが分からず先生が来るのも間に合わず、産道もおしももズタズタに裂けてしまい産後もつらく、やっと我が子に会えた喜びはあるものの「もう二度と子どもは産みたくない」そんな風に思ってしまいました。
それから3年経って、2人目を妊娠したとき、もう二度と後悔するような、つらい出産はしたくないという思いから自分で色々と調べ、矢島助産院を知りました。
色んなクラスやリピーターさんのお話、そして今回の出産を通して今まで自分が当たり前だと思っていたことが嘘のように崩れました。
陣痛中も常に誰かがいて身体に触れて受け入れてくれる不安や孤独でないことがこんなに痛みを軽くして産むエネルギーをくれること。
病院のように、ベッドに固定されての仰向けやおしもを切らなくてもちゃんと産めること、今回のお産で初めて知りました。
そして、家族や助産師さんと一緒になってのお産を経験して今まで出産は痛くて怖くてツライものと思っていた私の考えを変えてくれました。
一人目の時は、もう二度と子どもなんて産みたくない!!と、思っていました。
でも今回はこんなに温かくて幸せな場所にまた帰って来たいと思いました。
ここで経験したことは、これから二人の娘の子育ての励みになりました。
母親になることは大変なことだけど、今回のお産を通してやっぱり女で良かったと心から思います。
本当にありがとうございました。
そして、ここで出産出来て本当に幸せでした。