Iさん

 14年ぶりの妊娠。嬉しさ半分とまどい半分、不安たくさん…

そんな状況で、私の妊娠生活はスタートをきりました。上の子2人は若く出産して(21歳と23歳)若いうえに乗り越えられるパワーがあったものの、今回は間があきすぎて出産の痛み、すべてもろもろおもいだせなくて大丈夫かな?初めて逆子を経験したり(直りましたけど)仕事の諸事情で5ヶ月まで妊娠を内緒にし仕事していたこと。そんな中で見つけた矢島助産院。上の子は地元の個人産婦人科で出産。初めての子でそれこそ抱っこの仕方、おっぱいが張るということも知らず、退院してからがオロオロ、でもそんなもんかと思っていた当時。

 2人目。当時人気のあった産婦人科の病院。食事が美味しいという単純な理由で決めた私。そして2人の出産を振り返ってみて、こういう思いはもうしたくないなと思った。

・分娩台での自由のきかない固定された体&ライト

・初日から母児同室ではなかったため、勝手に粉ミルクも与えられていて、母子手帳に「混合」と書かれたこと(できれば母乳のみで育てたかったので)

・病院のオリジナルグッズのおみやげ(病院名が入っているTシャツやバスタオル。)

Tシャツはお蔵入り。そういうことにお金をかけたくないと思う派。そのような考えのもとで初回説明会に参加させていただき迷うことなく「ここ」と。宝石を見つけ出した気分の私。Feering Birth私の求めていることと一緒だ!!決めてからは出産が待ち遠しく楽しみにしてた私。

 いざ本番。忘れていた痛みがジワジワ。足の震えも止まらない。でも今回は家族全員出産を応援してくれてる。矢島さん、助産師さんみんなの声が聞こえる。しっかりしなきゃ。でもだんなの握っている手の方に力が入ってしまい、なかなか下の方に意識がうまくできない…でも赤ちゃんも頑張っているんだから私も頑張らなくちゃ。その考えの繰り返し…「上手!上手!」の声に感覚をつかむ。あとは無我夢中でした。赤ちゃんを抱きよせたとき安堵の涙。その時の私の様子を娘(高1)は、ジョークを交えて「ヤマンバのようだった(笑)」と今では笑い話。立ち会いに最初は躊躇してただんなも、最後は一緒に「フーフー」と呼吸してくれるのが聞こえて、みんなにおめでと~!と言ってもらえて無事娘を出産。すごい幸せです。息子(中2)はどう感じたのか直接はきいてません。だけど彼のこれからの人生の中で、今回のこの立ち会いという体験は何かしら大きな意味があると思っています。入院期間中も皆さんすごく丁寧に、親切に対応して頂き感謝、感謝の日々です。

残念なことは、もっと早くから矢島助産院の存在に気付いていれば…情報不足だった当時の私に今となっては後悔(笑)。もう一人は…考えていません。年齢的にも経済的にも。ただ娘がそのうち結婚し、(今16歳なので5年後とかでもありえる?)妊娠した時は自信をもって矢島助産院を勧めるつもりです。そして、出産とは、こんな温かい気持ちになれるんだと言うことを感じて欲しいと願っております。